■2010年03月

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■インドネシアのミステリー小説「殺意の架け橋」

アジア本格リーグの第5弾、インドネシアのミステリー小説「殺意の架け橋」(S・マラ・Gd著)を読んだ。
のっけから、叔父さんに対して結婚を迫る女性デッシー。それに対し、俺には前科があるからと断る男性ゴザリ。ツカミはOKな感じ。
話は一転して、セレブな女性たちの会話。そのうちの一人、1年前に離婚しているティラは友人にすすめられて新聞の交際相手募集欄に情報を載せることにする。
彼女は宝石売買の仲介をして生計をたてているが高価な宝石を預けている相手からなかなか連絡がつかず、一方宝石の所有者からは売れないのなら宝石を返せとやいのやいのの催促。

ページが半分ほど過ぎたところでこのティアが何者かに殺されてしまうのだが、提示された材料から犯人を推理するといった本格ものではなかった。2時間ドラマふうサスペンスな感じ。それなりに楽しめた。

解説によると、インドネシアで推理小説を書いている作家はこの「殺意の架け橋」の著者S・マラ・Gdただひとり。今回の作品は30冊出ているシリーズの一遍とのことだ。

読んでいて気になったことがふたつ。まず冒頭でデッシーがゴザリに対して「叔父さん」といっている。「叔父さん」という表記になっているので本当に叔父に対して結婚を迫っているのかと思ってしまった。作品中頃になって、ゴザリがデッシーの父親と兄弟同然の親密なつきあいをしているから叔父さんと呼んでいるとわかるのだが。

それと貨幣単位がよくわからない。ティラは「月300万以上の定収のある方」という条件で交際相手を募集するのだが、この300万って? インドネシアの通貨でいっているのか? だとしたら日本円でいくらぐらい? それとも日本円で300万円ということ?

さて、このアジア本格リーグシリーズ、4巻の中国「蝶の夢」以外は読んでいるが、文字通り「本格」といえるのは1巻の台湾「錯誤配置」だけ。タイのは刑事ものサスペンス、韓国のは映画の原作ふうアクションだったし。

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アジアの萌えとおたく情報を追いかけています。
「全アジア メイド喫茶カタログ」「萌えるタイ読本」などの同人誌をつくっています。

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