■2010年06月

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■文善、陳浩基「魔鬼交易」

しばらく中断していた台湾ミステリーの読書だが、ひさびさに一冊読み終わった。
第六屆台湾推理作家協會徾文獎の入選作2篇を収録した「魔鬼交易」。明日便利書 推理館シリーズ。
文善「多馬」は、香港からトロントに移民して学校に通っていた男女二人が10年後、香港で思いがけず再開したところから始まる事件。
もう一篇、陳浩基「傑克魔豆殺人事件」は、誰でも知っている童話「ジャックと豆の木」をミステリーとして解釈した作品。ジャックが牛と交換して得た魔法の豆とは何だったのか? 巨人の死の真相は? 表面上起こった事件は「ジャックと豆の木」そのものだが、そこには隠された真実が……。これはアイデアが新鮮でおもしろかった。
 陳浩基の作品は、この作品の後に書かれた「藍鬍子的密室」「窺伺藍色的藍」のほうを読み終わっているが、「傑克魔豆殺人事件」もこの2篇に劣らぬおもしろさ。現時点で台湾ミステリー・アンソロジーを編むとしたら間違いなくその中に収録されるだろう一篇だ。

  魔鬼交易    
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「全アジア メイド喫茶カタログ」「萌えるタイ読本」などの同人誌をつくっています。

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