■2010年11月

■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■麥曉帆「没有謀殺的謀殺案」

今回読んだ本は、香港のジュニア向けミステリー「没有謀殺的謀殺案」。
学生探偵3人組が活躍するシリーズの最新刊。珍しいことに文章だけでなくイラストも文章を書いたのと同じ作家が描いている。
イラストのタッチや紹介文などを見たところ、中学生向けぐらいか。これなら読むのも楽勝だな、と思って読み始めたのだが、なかなかどうして読むのに苦労した。
台湾と同じ中国語繁体字で書かれているとはいえ、やはり台湾と香港では微妙に言葉づかいが違い、しょっちゅうつっかえる。たとえば「サンドイッチ」のことを台湾では三明治なのに香港では三文治だったり。
そもそもこの話では、探偵3人組がそろって秋之楓中学に転校してくることから始まるが、そのときの学年が中学4年という見慣れない表記。日本でいえば高校1年、台湾でいえば高中1年というところだが、香港では2008年度まで6・5・2・3制だったようなので、旧制度での学年なのだろう(2009年9月から6・3・3・4制に移行)。

内容は学校で起こる事件を、歐陽小倩(倩倩)たちが解決していく話だが、金田一少年のような血なまぐさい事件ではなく、先生の飲んだお茶に大量の食塩が投入されていたり、教室にインクの充満した風船爆弾が仕掛けられたりといったいたずらレベルのもの。
転校してきた倩倩が謎の解明に挑むのだが、秋之楓中学にはすでに名探偵として活躍している程傑という学生がいて、はげしいライバル意識をむきだしにする……。
事件やそのトリックなどは大したことないが、最後には犯人の意外な動機が明かされたりして、なかなか楽しめた。

没有謀殺s
スポンサーサイト

検索フォーム

プロフィール

moeruasia

Author:moeruasia
アジアの萌えとおたく情報を追いかけています。
「全アジア メイド喫茶カタログ」「萌えるタイ読本」などの同人誌をつくっています。

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。