■2013年06月

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■寝台列車で行く バンコク・チェンマイの旅

 ある週刊誌で目にしたバンコク・チェンマイ間の寝台列車での旅。
ここで走っている列車、もともとは日本の寝台列車。旧国鉄・JR西日本で走っていたブルートレインがタイに払い下げられ現地で第二の人生を歩んでいると知り、俄然興味が湧いてきた。

私は鉄道オタクというわけではないのだが、西村京太郎「寝台特急殺人事件」が愛読書だったりして寝台列車には以前から乗ってみたいと思っていた。
しかし日本では寝台列車の廃止が相次ぎ、残っているのは「カシオペア」や「北斗星」などかなりの高級志向でチケット入手にも一苦労しそう。というわけで日本では未だ寝台列車に乗ったことがないのだが、今回、タイで初めて寝台列車にトライしてみた。

調べたところ、寝台列車が走っているのはタイ国鉄のバンコク(ファランポーン駅)・チェンマイ(チェンマイ駅)間。この列車は1日各6便走っているが、そのうち日本製の寝台列車が使われているのは、下りはバンコク19:35発チェンマイ9:45着の13号列車、上りはチェンマイ16:30発バンコク6:40分着の14号列車のみ。
以前(2013年1月13日まで)は、タイ国鉄のWebサイトからチケットを購入できたようなのだが、現在はWebでのチケット購入はできず、直接駅の窓口に行ってチケットを購入するか、旅行代理店に行って手配してもらうしかない。
今回はタイに着いた翌日チケットを入手し、翌々日に寝台列車に乗るというかなりスリリングな予定をたててしまった。最悪、チケット自体入手できない可能性もあるが、その場合は夜行バスという手もあるし、なんとかなるだろう。

というわけでバンコクに着いた翌日、早速H.I.S.バンコク支店に向かった。
調べてもらったところ、一等個室寝台(1953B)は売り切れ。あるのは二等寝台だけとのこと。うーむ残念、個室寝台で優雅に行きたかったのだが。しょうがないので二等寝台にするか。と二等寝台のUpperのほうを何気なく頼んでしまった。これがあとで大失敗となるのだが……。

さて当日。出発は19時35分だが、駅周辺の散策を兼ね、1時間ほど前に駅に到着。プラットホーム内にも自由に出入りできるので列車を見てまわる。こうなるとやはり列車の写真が撮りたくなってしまう。鉄オタだったらそうとう盛り上がれるところだろう。
私が乗る寝台列車もすでに3番線に入線していた。ブルートレインは紫色に塗り直されパーブルトレインに変身している。

しばらく駅構内のしょぼいフードコートで時間をつぶしたあと、いよいよ列車に乗り込む。あ、しまった。二等寝台のUpperってベッドの上段ってことか。上段は下段に比べ狭い。食堂車やトイレなどに行くのにいちいちハシゴで昇り降りしないとならない、通路に物売りが来てもつかまえられない、そして何よりベッドに上がっていると外の景色がまったく見れないと欠点だらけ。たしかに値段は上段のほうが若干安い(上段791B、下段881B)が、これは絶対下段のほうがお得だ!

しばらくは下段に座って外の景色を眺めていたかったのだが、列車が出発した瞬間、すぐに車掌さんがやってきてベッドメーキングを開始。たぶんここが先頭でそのあと順番にベッドメーキングするのだろう。下段にいたタイ人のおじさんはまだ座っていていいよみたいな感じで言ってくれたが、もうしわけないので上に上がる。

1時間ほどたったところで食堂車へ。今や日本ではほぼ皆無(カシオペア、北斗星、トワイライトエクスプレスの豪華食堂車くらい)となってしまった食堂車が体験できるだけでもワクワク。
席は満席に近かったが、タイ人客が一人で座っているテーブルに相席させてもらい、なんとか着席。ディナーセットのNo Spicy(190B)とビール(90B)を注文する。 周りを見渡すと、外人、とくにタイではファランと呼んでいる欧米人だらけ。なんかどのテーブルもいったん席に着いたらずーっとそのままという感じで、きわめて回転率が悪い。みんな平気で2時間くらいはいそう。これは私がすんなり席に着けたのはそうとうラッキーかも。

食堂車を出て自分のベッドに戻る。まだ10時前なので寝るには早い。いちおう態勢としてはベッドの上に座っていられるぐらいの高さはあるのだが、
毛布、というか薄手のタオルケットをかけて寝る態勢に。しかしここでさらに問題が。とにかく冷房が効きすぎていて寒いのだ。自前で1枚ブランケットを用意したのでそれも使うがそれでも寒い。
というわけで寒さに耐えながらなんとかがんばって眠ったのだが、それでも翌朝はそうとう早く目が覚めてしまった。
そのあとは、ベッドから下り、通路側にある補助椅子にかけて外を眺める。まだこちらのほうが寒くない。

9時くらいにはチェンマイ近くのランパンまで来ていたので、おやけっこう時間どおりに到着か、事前にブログで寝台列車の体験談を読んだところではチェンマイに着いたのは12時過ぎみたいな記述が多かったのだが。……と楽観していたのだが、いやここからが長い長い。しばらく止まったりゆっくり走ったりで結局、チェンマイに着いたのは12時20分。
16時間45分って、私にとっては間違いなく鉄道の旅最長記録だ。

今回は事前のリサーチ不足もありいろいろ失敗してしまったが、これはぜひ次回レベンジしたい!

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Author:moeruasia
アジアの萌えとおたく情報を追いかけています。
「全アジア メイド喫茶カタログ」「萌えるタイ読本」などの同人誌をつくっています。

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