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■陳浩基「大魔法捜査線」02到着

陳浩基「大魔法捜査線」の第2巻が到着。
作者後書きが付いていたので、こちらを先に読んでみた。
それによるとこの作品、2008~9年には書き上がっていたがしばらく眠っていたとのこと。出版が決まってからも当初1巻の予定だったのが担当編集者が急に2巻本にしたいと言い出し、ボリュームを増やすことにしたとか。
さてこの作品、ファンタジー世界を舞台にミステリーを描くという、あまり例を見ない試みを行なっている。作者自身はファンタジーのマニアというほどではないが、子供のころはゲームでファンタジーに親しんだとか。例にあげているは「D&D」、それにファルコムの「ソーサリアン」。今作の世界観はほぼ「日式西洋的奇幻風格」(日本式西洋ファンタジースタイル)だそうだ。
なるほどー。「日式西洋的奇幻」とはうまい表現だな。ドラクエとかFFとかってまさに欧米のファンタジーをベースに日本流にアレンジを加えたものだからなぁ。

ところで、SF的な設定をもとにしたミステリーはわりとよくある(第1回島田荘司賞を受賞した「虚擬街頭漂流記」もそうだ)が、ファンタジー世界を舞台にしたミステリーって今までにあるのだろうか? 私自身は思い当たる作品もない。ネットでちょっと調べたところでも、わずかに「一角獣を探せ」マイク・レズニックと、「魔術師が多すぎる」「魔術師を探せ」ランドル・ギャレットという作品がひっかかった程度。
まぁちょっと考えただけでも、ファンタジー世界でミステリーを描くのはSFでミステリーを描く以上に難しいだろうとは思う。事件以前に、まずその作品世界がどんな世界で、何ができて何ができないかを説明しないとならないからなぁ。しかもその上で、その作品世界ならではの謎と解決を提示しないとならない。

さて、「大魔法捜査線」がこのハードルをどうクリアするのか、第2巻本文を読むのが楽しみだ。

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「全アジア メイド喫茶カタログ」「萌えるタイ読本」などの同人誌をつくっています。

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